よくあるご質問

製品に関するよくあるご質問とその回答をご紹介します。ご覧になりたい質問をクリックしてください。また掲載のないご質問に関しては、こちらよりお気軽にお問合せください。

マイコプラズマ否定試験試薬 Myco Finder

Qバリデーションの間隔の規定はありますか?
Aバリデーションの実施の頻度に規定はありません。
QA法、B法の代替法に用いるにはどのような条件を満たす必要がありますか?
A局方で定められたマイコプラズマ7菌種について、同等性試験を実施し、A法(培養法)では10 CFU/mL、B法(指標細胞を用いたDNA染色法)では100 CFU/mLを検出可能なことを示す必要があります。
Qキット以外に必要なものは何ですか?
AリアルタイムPCR装置(2波長対応)、DNA抽出キット、マイクロピペット、フィルターチップ(滅菌済、DNase・RNaseFree)、ミキサー、ヒートブロック、遠心分離機(20,000×g対応)、1.5mLマイクロチューブです。
Qクリーンベンチや安全キャビネットは必要ですか?
A環境汚染の観点から、生菌の調製や核酸抽出操作ではこれらの設備を使用することを推奨いたします。
Qストリップのチューブにロングタイプ(200μL用)はありますか?
Aストリップはショートタイプのみです。ご使用の機器がロングタイプのみ対応の機種の場合、ストリップA⇒ストリップB⇒ロングタイプチューブのように試薬をサンプルで溶解した後、ロングチューブへ全量移して使用していただくことが可能です。
QリアルタイムPCR装置にセットできる反応容器が専用のものです。どうすれば良いですか?
AストリップA⇒ストリップB⇒専用容器のように試薬をサンプルで溶解した後、全量移して使用していただくことが可能です。
Q検出結果から菌種の同定はできますか?
A本キットは多くのマイコプラズマ等に共通して存在するDNA配列を増幅し検出しているため、検出結果から菌種を区別することは出来ません。
Q付属の陽性コントロールを用いて検量線を作成し、マイコプラズマの定量はできますか?
A本キットは定性キットとして開発されているため、定量性は担保されておりません。
Q製品開封後の使用期限はありますか?
A開封後の使用期限は保証しておりません。吸湿による性能低下が懸念されますので、出来るだけ早くお使い下さい。
Q内包されている吸湿剤の再利用はできますか?
A再利用による吸湿剤の性能保証しておりません。お客様の判断でご使用下さい。
Q内包されている吸湿剤のビーズの色がピンクに変わってしましたが、何が起きたのですか?
A吸湿剤に含まれるシリカゲルビーズの中には、インジケータとして色付きのビースが入っています。吸湿すると青色からピンク色に変化いたします。初回開封時にピンク色だった場合には弊社担当窓口までお問い合わせください
Q製品の凍結保存は可能ですか?
Aできません。製品は冷蔵保存して下さい。
Q施設バリデーション、細胞毎のバリデーションは何をすればいいですか?
A施設、細胞ごとに局方に記載された7菌種のマイコプラズマ10 CFU/mLを確実に再現性よく検出できることを確認する必要があります。
Q使用者がバリデーションを行う場合、試験の規定回数はありますか?
A局方では具体的な試験実施数の規定はありませんが、使用目的に十分かなっていること、目的の性能が得られることを確認して下さい。
Q内部対照はありますか?
A細胞種由来のハウスキーピング遺伝子を用いた内部対照は設定されておりません。
Q抽出ステップの評価はどうしたらいいですか?
Aマイコプラズマ参照品を陰性検体に添加し、抽出ステップの評価をして下さい。簡易的に評価する場合は、本製品の陽性コントロールをDNA抽出前の検体(200μL)に添加し、その検体の抽出・測定を実施することで評価することが可能です。陽性コント ロールはマイコプラズマ遺伝子配列以外に陽性コントロール特異的な配列を含み、FAMとROX(もしくはHEX)の2種の蛍光が検出されます。
Qマイコプラズマ菌株はどこから入手できますか?
A第18改正日本薬局方の検出対象7種の菌株はNBRCやATCC等から購入が可能です。
Q試験に用いる細胞数の上限はいくつですか?
AキットバリデーションではCHO細胞DG44株1×10⁶個/mLから抽出されたDNAをサンプルとして試験を実施しています。抽出によって得られるDNA量は細胞種によって異なるため、ご使用になる細胞に応じて最適な細胞数の検討が必要です。
Q培養上清を用いた試験の実施は可能ですか?
Aマイコプラズマは培養細胞に感染するため、培養上清中には汚染全体の数%しか存在しません。よって培養上清を検体とした場合には十分な感度が得られない恐れがあります。培養上清を使用する場合には遠心分離による濃縮等の十分な感度が得られるような条件検討が必要になると考えます。なお、弊社では上清に存在するマイコプラズマを効率的に回収する試薬(MycoCollect)も販売しております。詳しくは営業担当にお問い合わせください
Q検体の濃縮条件を教えてください。
A細胞懸濁液中のマイコプラズマ菌体を落とすために、15,000rpm(20,000×g)、10分間の遠心分離を推奨いたします。濃縮後はPBS (-)などに再懸濁し、プロトコールに従ってDNAの抽出を行って下さい。
Q皮膚組織などは検体として使用できますか?
A使用可能ですが、DNA抽出方法が適さない場合があります。キアゲン社キットを用いる場合は、組織からのDNA抽出の項目を参照してください。その他の方法を用いる場合には別途添付の説明書やプロトコールを参照してください。
QDNA抽出工程は他の方法でも良いですか?
A一般的なDNA抽出法や他社キットを用いてもDNA抽出は可能ですが、弊社ではキアゲン社のQIAamp UCP DNA Micro Kitを推奨いたします。
Qキアゲン社のプロトコールと異なるのはなぜですか?
AMycoFinder専用に弊社でアレンジしたプロトコールになります。プロトコール記載内容に関するご質問は、弊社担当窓口までお問い合わせください
Qシカジーニアス トータルCANプレップキット(組織用)を使用する場合のプロトコールを教えてください。
A細胞培養液プロトコールを用います。最終溶出液はキット付属のBuffer AEを用いて、液量100μL で行います。詳細は弊社担当窓口までお問い合わせください
Q抽出が正しく出来ません。または、収量が著しく少ないです。
A

  • 使用している抽出キットのプロトコールを再確認してください。使用した試薬の析出が無いこと、エタノール等を添加してから使用する試薬などは、必要量が添加されていることを確認してください。
  • 培養液中に含まれる成分が抽出効率に影響している可能性が考えられます。細胞懸濁液を遠心分離し、培地をPBSへ置き換えていただくと改善する場合があります。
  • 検体中の細胞量が過剰な場合、抽出効率が著しく低下いたします。適切な細胞量を用いて抽出を実施してください。

Qストリップへのサンプル添加の順番は逆になっても大丈夫ですか?
Aストリップはご使用の機器に合わせて選択していただけるようになっており、サンプルをA⇒Bと添加しても、B⇒Aと添加しても正しい結果が得られます。PCR装置に合わせてどちらかの方法を選択してください。
QリアルタイムPCR装置にセットする際には、どこにストリップをセットすれば良いでしょうか?
A精度管理のなされているリアルタイムPCR装置であれば、どこでも構いません。ただし、1ストリップのみでPCR装置にセットするとバランスが取れず、ストリップの変形や破損に繋がります。また、温度のかかり方に影響し、PCR反応が正しく行われない恐れがあります。試験用のストリップとは別にバランス用のストリップも同時にセットして均等に力がかかるようにして下さい。
Qストリップは切断して使用することは可能ですか?
A切断して使用することは可能ですが推奨はしておりません。やむを得ず切断して使用する場合は、PCR装置に供する際にバランスが取れるよう、必ず空いた部分に空のPCRチューブをセットしてください。バランスが取れないと、ストリップの変形や破損に繋がります。また、温度のかかり方に影響し、PCR反応が正しく行われない恐れがあります。
Q使用している機械では3秒や1秒の設定ができません。どうしたらよいですか?
A使用機器で設定できる最小の時間に設定してください。一部機器については参考プログラムを弊社ホームページ にて紹介しております。技術情報から各種リアルタイムPCR装置のプログラム設定例をご参照ください。
Q実施例に載っていないPCR装置を使用したいのですが、参考となるPCRプログラムはありますか?
A95℃;10秒、(98℃;3秒、60℃;15秒)x 45サイクルで試して下さい。60℃の工程は装置によっては15秒が設定できない場合がありますので、その場合は設定できる最短時間でPCRを行って下さい。60℃の工程でシグナルを取得するように設定してください。技術情報から各種リアルタイムPCR装置のプログラム設定例をご参照ください。
Q1反応当たりのDNAの最大量は何µgですか?
A弊社の検討では2µg/反応まではPCR反応阻害がない事を確認しています。
Q細胞に陽性コントロールを添加して抽出・検出ステップを評価しましたが、 PCRがかかりませんでした。原因は何ですか?
A

  • 溶出された核酸溶液に抽出試薬が混入している場合、PCR反応を阻害する可能性があります。溶出操作の前にカラム内に試薬の残留がないかを良く確認し、残留がある場合には空遠心やピペットでの除去などを行ってください。
  • PCRへ持ち込まれるDNA量が多すぎる場合、PCR反応が阻害されている可能性があります。DNA量を減らし、PCRを実施してください。
  • PCRのプログラム、蛍光検出の設定を再確認してください。また、解析画面の増幅曲線のy軸のスケールが大きすぎる場合、検出下限付近の増幅曲線が目視で確認できない可能性があります。Y軸のスケールを適宜変更してください。

Q陽性コントロールはどのくらい入れれば良いですか?
A本キットの陽性コントロールの濃度は2 x 10³ copies /μLです。DWや陰性検体24μLに1μL添加、または、適宜希釈して使用することが出来ます。希釈時はチューブ等への吸着に注意してください。
Q陽性コントロールの希釈方法は?
A

  • ⼀般的な段階希釈方法は、最初(2000→200)はPC 2μLに水18μL、(200→20)は200PC 2μLに水18μLになります。ダイレクトで希釈(2000→20)をしている場合はバラツキは大きくなる可能性があります。
  • 陰性コントロール(水)では上手く希釈出来ない場合があります。低コピー用の専用Bufferが市販されておりますのでそちらをご使用ください。

Q試薬にはPassive Referenceは含まれていますか?
A本製品には含まれておりません。
QリアルタイムPCR装置の設定はどのようにすればよいですか?使い方を教えていただけますか?
A装置毎に設定は異なりますので、装置の取扱説明書をよく読み設定して下さい。通常モードとFASTモードが選択できる場合は FASTモードを選択して下さい。
QHPに記載されている実施例に基づきPCRを行いましたが検出出来ませんでした。なぜですか?
AHPに記載されているPCRプログラムはあくまで参考PCRプログラムです。細胞の種類、核酸収量、精製度などによりPCRプログラムを最適化する必要がある場合があります。
Q陽性、陰性の判定はどうするのですか?カットオフ値の設定がありますか?
A判定は各機器の解析ソフトを用いて自動で行うことを推奨いたします。
(ご使用のソフトの解析画面でRegression法、Background subtracted Curve Fitモードや2nd Derivative Maximum法、二次微分最大値解析などが設定できる場合にはこちらの解析方法を選択してください。)
QSingle Threshold法やCrossing Point法でしか解析ができません。他のソフトウェアで他の解析方法を試すことはできますか?
Aこれらの方法でも解析可能です。その際、Thresholdの設定等を手動で行った場合は、データ再現のため適宜設定値を記録することを推奨します。幾つかの論文ではリアルタイムPCR装置の結果を再解析するプログラムが発表されていますが、これらのプログラムの精度については保証しかねます。
QThresholdの目安はありますか?
AThresholdの設定値や設定法は、装置ごとに異なりますので装置の取り扱い説明書に従って実施してください。幾つかの論文ではリアルタイムPCR装置の結果を再解析するプログラムが発表されていますが、これらのプログラムの精度については保証しかねます。
Q自動解析で明らかに増幅していないにも拘らず陰性検体が陽性判定となりました。どうすれば良いですか?
A自動解析によってThresholdが低い位置に引かれたことや、ベースラインの設定が不適当な範囲になっていることが原因と考えられます。手動で調整するか、陽性検体のみ先に解析し、Thresholdを決めて解析して下さい。
Q明らかに増幅しているにも拘らず陰性判定となりました。どうすれば良いですか?
A自動解析によってThresholdが低い位置に引かれたことや、ベースラインの設定が不適当な範囲になっていることが原因と考えられます。手動で調整するか、陽性検体のみ先に解析し、Thresholdを決めて解析して下さい。
Qサイクル初期のノイズが高く、上手く判定ができません。
AリアルタイムPCR装置によっては最初のサイクルを解析対象から外すことが可能です。増幅が生じていない最初の5~10サイクル程度を解析対象から外して再解析してみて下さい。
Qサイクル初期からダラダラと検出されているシグナルがあります。原因は何ですか?
A試薬の溶解不足によりダラダラと上昇するシグナルが生じる場合があります。また、反応液中の核酸量が多くても生じる場合あがります。適切なサンプル量、使用方法にて再度検査をして下さい。
Q自動解析の結果は常に正しい結果ですか?
A自動解析の方法によっては、ノイズを拾っていたり、増幅されていないシグナルを増幅が生じたと誤判定して解析する場合があります。PCR後は自動解析のみに頼るのではなく、必ず生データを参照し、サンプル毎に増幅曲線を確認して結果の真偽を判断して下さい。
QリアルタイムPCRを行ったことがありません。操作の諸注意を含め、製品のデモなどは行っていただけいますか?
A初回導入時にデモを実施することは可能です。詳しくは営業担当にお問い合わせください
Q得られたデータの解釈が正しいかどうか判断していただけますか?
A弊社でも生データが開ける場合に限り、ランの設定や解析方法が正しいかどうかを確認し再解析することは可能です。詳しくは営業担当にお問い合わせください
Q技術的サポートを行っていただけますか?
A安全性試薬導入サポートをご提供しております。詳しくは営業担当にお問い合わせください

ウイルス否定試験試薬 VirFinder

Qウイルス否定試薬(旧キット)とVirFinderの変更点は?
A変更箇所は外装のみです。試薬構成、性能等に変更はありません。
QhB2Mとはなんですか?またなぜ測定するのでしょうか?
AhB2Mはヒトのハウスキーピング遺伝子であり、ヒト細胞や組織から正しく核酸抽出されていると検出されます。核酸抽出が正常に行われたかどうかを判断するために使用します。
Q陽性コントロールのコピー数を知りたいです。
Aキット付属の陽性コントロールのコピー数は各項目の合計値ではなく、項目それぞれのコピー数を示しています。Type-AであればHBV、HCV、HIV-1LTR、HIV-1pol、HIV-2、HTLV、PVB19、hB2Mの8項目のコントロール核酸がそれぞれ2×10³copies/µLずつ含まれています。
Q推奨核酸抽出キット(QIAamp UltraSens Virus Kit)の操作方法は、抽出キット取扱説明書通りでしょうか?
A遠心分離条件やバッファー添加量、添加方法で抽出キット取扱説明書と若干異なる点がございます。詳細についてはお気軽にお問い合わせください。
Q全血検体からの核酸抽出は可能ですか?
A全血からの抽出についてはデータがございません。血清または血漿からであればVirFinderで推奨しておりますQIAamp UltraSens Virus kitで抽出が可能です。
Q血清利用可能とのことですが、これは細胞培養液(血清と培地を混合した状態)でも使用可能なのでしょうか?
A血清が含まれる細胞培養液の測定は可能です。血清を含まない培地の場合には、核酸の回収率が低下するおそれがあるため血清を添加して測定してください。
QVirFinderでは検体としての細胞懸濁液は最大1×10⁶個の細胞となっています。細胞数が少ないとウイルス検出が難しくなるのではとも思いますが、細胞数はどのように定めればいいでしょうか?
A再生医療等製品の性質上、少量の細胞しか試験に使用できない場合も想定し、キットの細胞数を表記しております。お客様の方で試験に使用可能な細胞数や検出したいウイルス濃度を考慮いただき、検討を行ったうえで適切と判断される細胞数で試験を行ってください。
Q核酸抽出に使用する細胞の保管要件は何かありますか?(凍結条件,凍結保存液の有無/種類など)
A細胞の保管要件については特に規定しておりません。抽出に用いる細胞懸濁液に血清が含まれていないと核酸の回収率が低下する場合がございますので、血清入りの凍結保存液のご使用をお勧めいたします。
Q適応確認機種と今後の適応拡大予定について教えてください。
A現在はCFX Connect(Bio-Rad Laboratories)、7500 Fast(Thermo Fisher Scientific)、QuantStudio® 5(Thermo Fisher Scientific)になります。今後、CFX Opus(Bio-Rad Laboratories)でのデータ取得を予定しております。その他の機種につきましては別途お問い合わせください。
Qプロトコール集作成の予定はありますか?
A予定しております。当サイト製品ページ、製品情報にて公開予定です。
QVirFinderの感度試験に使用したウイルス標準品の購入先について教えてください。
AVirFinderで感度試験に使用した9種類のウイルスのうち7種類はNIBSCから提供されておりますWHO International Standard、国際標準品のないWNV、HTLVについてはZeptoMetrix社のNAT法評価用のウイルス標準品を用いました。詳細に関してセミナーアーカイブ「ウイルス否定試験試薬 VirFinderのご紹介」にて解説しております。

細胞培養用培地

Q細胞培養用培地の組成が知りたい
A技術情報から培地組成一覧をご参照ください
Q試験成績書(COA)がほしい
A製品コードとロット番号を記載の上、お問い合わせください。コスモ会会員の方はこちらから確認可能です
Q安全データシート(Safety Data Sheet)がほしい
Aこちらから、製品コードを入力することで確認することが可能です
Q既存培地の一部組成変更対応は可能ですか?
(例)アキュディア™ RPMI1640培地① 炭酸水素ナトリウム、フェノールレッド不含の特注対応は可能か?
A特注品として対応可能な場合がございます。お問い合わせください
Q大口包装品はありますか?
A大量にご使用になる場合、特注品として1kg包装や10kg包装品の対応が可能です。代理店様、もしくは弊社までお問い合わせください
Q分包培地の半量を使用することに問題はありますか?
A正しく秤量すれば使用可能です。ただし、残りについては保管に十分注意下さい。
Q細胞培養用培地の使用期限が切れたものは使えないのでしょうか?
A培地組成の大部分は塩化ナトリウムで、それに様々なアミノ酸やビタミン類、蛋白成分、抗生物質等が混ざりあっています。これらは、単体では長期間保存が可能ですが、複合物は保存環境や継時的にいろいろな影響をうけますと、成分同士が反応する場合が考えられ、一概に何年持つかどうかは言えません。メーカーが保証しているのは使用期限内の製品です。
QHBSS-ハンクス液①のろ過滅菌方法は?
A培地を調製し、炭酸ナトリウムでpHを調製した後、孔径0.45~0.2μmのメンブレンでろ過滅菌してください。
QイーグルMEM培地①、②、③の違いは?
AイーグルMEM①はカナマイシン、フェノールレッド含有でグルタミン、炭酸水素ナトリウム不含です。②はカナマイシン含有で、フェノールレッド、グルタミン、炭酸水素ナトリウム不含です。③はカナマイシン、フェノールレッド、グルタミン、炭酸水素ナトリウムの全てが不含です。
Qアキュディア™ RPMI1640培地①を2倍濃度で調製する場合、培地は溶解しますか?。また、pH調製のために添加する炭酸水素ナトリウムの量も2倍量いれるのでしょうか?
Aアキュディア™ RPMI1640培地①を2倍量で調製しても、溶解します。また、炭酸水素ナトリウムも2倍量入れてください。あとは、pHメータで7.1付近を確認しながらCO₂をバブリングしてpHを調製後にろ過滅菌すればご使用になれます。
QダルベッコPBS(ー)粉末は、リン酸緩衝生理食塩水に使われるPBSと同じですか。また、使用する際に、pH補正はした方が良いでしょうか。
APBSと同じです。pH補正は行った方が良いと思います。
QダルベッコPBS(ー)粉末の溶解後pHを教えてほしい。
ApH7.30~7.65です。
QダルベッコPBS(ー)粉末を溶解調整後、どの位の期間保存可能か?
A密栓し冷暗所(2-10℃)で保存してください。保存期間はご自身でバリデーションしてください。一般的には1週間~10日間程度は可能と考えます。